取り扱い油種

1.A重油・建設機械用燃料

• A重油は軽油90%に少量の残渣油を混ぜたものである。
• 軽油に比べて不純物が多いので、燃料フィルターをこまめに取り換える必要がある。
• 流動性が良く、常温で使用できる。
• 農耕機や漁業用の中小型船舶の燃料、重機などの建設機械として使用されている。最近では環境問題や大気汚染問題に配慮するために、ビル、ホテル、寮、病院、学校の暖房・給湯用、食品工場の加熱用、クリーニング工場のプレス・温水供給に運用されるボイラーに多く用いられ、農産物用のビニールハウスのボイラー、温風暖房でも使用されている。

2.C重油

3.軽油

4.灯油

5.ガソリン

6.作業油

＜一般作動油＞

• 一般の油圧機器で使用される専用の作動油。
• 摩擦防止性・粘度のせん断安定性・酸化安定性などが油圧機器に適している。

＜耐摩耗性作動油＞

• 高圧・高速で使用する油圧機器に適した専用の作動油。
• 摩耗・焼き付きなどを防ぐ。

＜難燃焼性作動油＞

• 一般の石油系作動油では引火・火災の危険のある油圧システムで使用する作動油。
• 航空機用として知られるリン酸エステル系・水―グリコール系などがある。
• 作動油の劣化・パッキン破損による油もれなどが生じることもある。
• 自動車のエンジンオイル交換と同じように、定期交換が必要。

7.タービンオイル

• ポンプやタービン等の、高速で回転する機械の軸受け潤滑が主な用途。
• 高級オイル